建築物環境衛生監理技術者。見てください、この字ヅラ。漢字が 12 個も連なっています。ひらがな、カタカナの邪魔はさせん、ってなもんです。この記事を少し離して見ると分かりますよね。左上がやけに重くないですか。混じりっけのない漢字が 12 個、安全ピンで留められたみたいに。
建築物環境衛生監理技術者とは、どんな仕事をする人か。平たく言うと、大きな建物ですね、超高層ビルとか商業施設、大学、博物館などの、環境衛生が適切に行われているかを監理・監督する技術者のことなんです。かなりの権限を持っています。建築...
しかも国家資格なんですよ。試験を突破するのは容易ではないという噂。問題が 180 問もあって、合格率は、どれくらいかな・・・、2割は合格できていないと思われます。それでなおのこと秘かな人気で、狙っている人が多いのです。試験が難解で突破できず、司法試験の合格率より低いという。引く手あまたとはこのことです。建築物環境衛生監理技術者になれば、中小企業は相手じゃないですね。大企業です。人員不足で高値がつきますので生涯にわたって食いっぱぐれることはないです。社会的な地位だけを頼りに司法試験を受けるなら、建...
そんなわけで建築物環境衛生監理技術者が品薄状態(笑)、なので、企業もその辺よく分かっていて、求人広告も、うまい具合に出しています。資格は建築物環境衛生監理技術者とだけ書かずに、電気関係や監理関係、建築関係などの資格も併載しています。できれば建築物環境衛生監理技術者が欲しいけれども、無理なら当座はこっちでも構わないということでしょう。大手の建設会社によく見られる求人広告の書き方です。なかには強気の一手で攻めてくる、求人広告も。建築物環境衛生監理技術者の業務経験が何年以上とか。他で建築物環境衛生監理...
過去問を中心に粘り強く勉強すれば合格できるらしいですよ。確かボーダーラインが 60 数パーセントだったと思うけど。こう書くとそんなに高くないよな、って思われそう。とんでもないです。建築物環境衛生監理技術者、この字ヅラですよ。呼吸が浅い人なんかは言い切るまえに、息つぎしないと。スルッと読めないですよね。名前通りのカタい仕事なんです。なぜかといえば、対象となる、大きな建物には、大勢の人々が入っているからです。数ミリの誤差が先へ行くと大きなズレになり、人命に関わるからです。当たり前のことを言っているか...